⑩ウロボロスの蛇、奇跡の星 

 宇宙へのロマン⑩ 【シリーズ最終回】ウロボロスの蛇、地球、そして人類

 ニュートンのゆりかご(運動量保存則と力学的エネルギー保存の法則)をインテリアとして最近購入し、届くのを楽しみに待っている今日この頃です。

 2023年7月現在、GoogleやYahooにて『星の数』と検索して頂くと、なぜか最初に『宇宙へのロマン③』が出てきて、表示回数が10万回を突破し、ユーザー数も5,000人を超えるまでになりました(奇跡?)
予想もしてなかっただけに驚いていますし、途中からはちょっとしたブロガー気分で書き続けていました(笑)。それだけ宇宙への想いや関心が高いことがよくわかりました。

私が生きている間に、もう少し宇宙の謎が解けるだろうとは思っています。

願わくはアインシュタインを超える100年いや1000年に一度の大天才が日本から出てくることを期待したいです。その可能性があるのは、もしかしたらこのブログを読んでいるあなたかもしれませんね。

ニュートンのゆりかご
ニュートンのゆりかご

 宇宙統一理論(量子重力理論:重力を量子化する理論)

今世界は力の宇宙統一理論(量子重力理論:重力を量子化する理論)を求めています。それは一般相対性理論と量子力学を統一する理論でもあります。自然界に働く四つの力(重力、電磁気力、弱い力、強い力)が統一的に説明できる理論が今の理論物理学の夢でもあり、これが宇宙を支配している4つの力です。ただ宇宙が誕生した頃は1つの力だったようで、それが今の4つの力に枝分かれしたようです。なので必ず統一理論があると信じられています。

宇宙の魅力

 “星の数”って素朴にどのくらいあるのだろうって誰もが一度は思ったことありますよね。なので私のブログも少しバズった感じですが、とにかく宇宙は広いですし無限です。仕事仲間と宇宙の話をしていると現実逃避(笑)ですか!?と笑われたりしますが、それぐらい宇宙は魅力的です。

私自身このブログを書きながら、5月には肉眼で“水星”と“火星”を観察しましたし、自分のスマホで月を撮影したら思った以上に綺麗に撮れてビックリしましたのも記憶に新しいです。今度は天体観測をして月のクレーターを観てみようと思って天体望遠鏡をネットでいろいろ調べてみたり、秋には“アンドロメダ銀河”が肉眼で良く見えるというので、ぜひ観たいと思い天体観測のスポットをサーチしてみたり等、次から次へといろんなことを考えては実行に移すようになりました。

国立天文台に足を運んだのもその一つです。

ガリレオ(天文学の父)

国立天文台の65センチ屈折望遠鏡(天文台歴史館)にはガリレオ(天文学の父)が使っていた天体望遠鏡のレプリカがありました。

あの有名な“地動説”を唱えたガリレオ・ガリレイが1609年(45歳の時)から天体観測をはじめ、1610年に手製の望遠鏡にて木星の衛星を発見します。木星のまわりを衛星が回っていたことから、地球が太陽のまわりをまわっていることを思いつき天動説から地動説を唱えるようになりました。

それはコペルニクスが地動説を唱えてから約100年後に、観測によって証明された天文学の歴史的瞬間と言っても過言ではありません。ガリレオは2度ほど宗教裁判にかけられて、『それでも地球は回っている』という有名な言葉を残していますが正式な記録に残っていないようです?

ガリレオガリレイ

ウロボロス

このブログを書くきっかけとなったのが実は“ウロボロスの蛇“なんです。なんのこっちゃーと思うかもしれませんが、ウロボロスとは始まりも終わりもない完全なものの象徴であり、また”死と再生“の象徴でもあります。

ウロボロスの蛇

実は今年の春にゴルフで惨敗して、反省会にて宇宙論についての話をしてる時にこちらの本を紹介され、面白くて一瞬で読んでしまいました。

ここに”ウロボロスの蛇“の掲載がありまして、とても腑に落ちたことを覚えています。なぜなら私自身が小さい頃からそのようなことを無意識に思っていたからです。

宇宙の起源とウロボロスの蛇

宇宙の大きさは10の27乗と言われています。そして小さい世界を代表する素粒子(物質を構成する最小単位)は10のマイナス35乗と言われています。

ビッグバン宇宙論を考えますと、宇宙は加速度的に膨張していますので、そうでしたら元々宇宙は小さかったことになります。時間を逆に戻して突き詰めると素粒子の世界になると思いませんか?従って、この宇宙と素粒子は切っても切れない関係ということになります。宇宙の起源を知ろうとしたら素粒子を理解する必要があるということです。まさにウロボロスの蛇なんです。素粒子を深く研究することで宇宙の起源がわかるなんて何とも不思議ですよね。

例えばリンゴが地球の大きさだとしたら・・・

例えば、リンゴがもし地球の大きさだとしたら実際のリンゴの大きさは原子の大きさになります。

原子の中にある原子核は原子の10,000分の1の大きさなのです。
したがって、原子核(陽子・中性子・電子)がもしパチンコ玉の大きさとしたら原子は東京ドームの大きさになりますし、実際のリンゴにいたっては地球と太陽の距離ほどの大きさの直径を持つリンゴということになります。

もうわけがわからなくなりますね。そして素粒子は原子核よりもはるかに小さい物質になります。

50億年後の未来

最後になりますが、40億年後には我々の地球は太陽の膨張により太陽に吸収され消えゆく運命にあります。

そして50億年後にはアンドロメダ銀河が天の川銀河に接近し合体して一つの巨大な銀河になるでしょう。

我々人類は生存期間1万年と考えても宇宙期間で考えると100万分の1にも満たないほんの一瞬の一瞬の出来事です。しかし、私たちはこの奇跡の惑星~地球で確かに今を生きています。そしてこの短期間の内に人類の英知は宇宙の謎をものすごいスピードで解き始めています。
これからの100年は過去の100年とは比べものにならないくらい大きな発見や発展があることでしょう!われわれ人類も加速度的に成長しているんだと思います。

このブログも10年後には過去のものとなっていることでしょう!どんどん最新情報をアップデートして行きたいとは思いますが・・・。

銀河

「宇宙へのロマン」シリーズ最終回

人生100年時代と言われますが、人生50年も過ぎると、
ふと夜空を見上げて星を見つけるたびに何かを感じるようになりました。

人は死んだら星になると言われますが、先日、子供に将来パパは星になるんだよ
と言ったら「寂しい」と泣かれてしまいました。
そんな純粋な素直な心をいつまでも持し続けてほしいものです。

たまには家族で、たまには一人で、はたまた誰かと、星空を見上げてみませんか!?

星をみつけたら何か願い事をしてみましょう!
きっと良いことがあるかもしれませんね。

宇宙へのロマンは、みなさんの中で永遠に生き続けています。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

子供の頃の夢は宇宙飛行士でした
〜宇宙の神秘に憧れて半世紀〜

アフラック募集代理店(有)ハピイ横山督 宇宙を語る

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人に話したくなる『教養としての“天体”』について、わかりやすくをモットーに紹介したいと思います。また、天体だけではなく、店舗の写真やミニイベント、ここ橋本(相模原市)のトピック(話題)等も交えて紹介できればと思います。

この記事を書いた人

prismgate

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