宇宙へのロマン⑤地球がまわるスピード
今回は地球の“スピード”にまつわる話を少ししてみたいと思います。
地球は、誕生した時からまわり続けています
地球はご存じのように回転しています。
そして太陽の周りも回っています。
その太陽は天の川銀河の中を周っていますし、天の川銀河自体も宇宙の膨張と共に移動しています。
地球に住んでいる我々からすると地球が動いているようにはあまり思いませんが実はものすごいスピードで宇宙空間を移動していることになります。
実際にスピードを測ってみましょう!
地球は地軸の周りを1日に1回転しています。
これを自転と言います。地軸とは北極点と南極点を結ぶ直線を指し地球の地軸は“23.4度”傾いています。地球が自転しているために昼と夜が交互に訪れます。
それでは、なぜまわっているのか?それはもともと太陽や地球は宇宙にただよっていた『ちり』が回転しながら生まれたものです。その時の回転が今も残っているので地球は自転をしていると言われています。
地球はものすごい速さで動いている!
地球(赤道)の円周は約40,000kmです。24時間で1周ですから、40,000km÷24時間=時速約1,666kmとなります。(秒速約463m)
日本の場所ですと赤道より円周距離が短いので時速1,500kmほどになると思われます。これでも新幹線の約5倍のスピードです。そして、同じ一定のスピードで回っています。私たちのまわりの空気も一緒に回っているので、まったく動いていないように感じてしまいます。
地球は太陽の周りを1年かけて公転しています。そのスピードは秒速29.8km(時速約10万7000km)になります。凄まじいスピードですね。さらに太陽は天の川銀河を秒速230kmで周回し、また宇宙は膨張しているので天の川銀河自体も秒速600km以上で宇宙空間を移動しているようです。
もちろん地球にいる我々はそんなに早く動いているとは感じられませんが、実際は少なくとも秒速600km以上という猛烈なスピードで宇宙空間を突き進んでいることになります。秒速600kmとは1分ほどで地球を1周できてしまうスピードです。何とも不思議ですね。
次は未だに謎に包まれているブラックホールについて少し話をしてみたいと思います。
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人に話したくなる『教養としての“天体”』について、わかりやすくをモットーに紹介したいと思います。また、天体だけではなく、店舗の写真やミニイベント、ここ橋本(相模原市)のトピック(話題)等も交えて紹介できればと思います。