『宇宙で一番大きな星は!? 』宇宙の大きさをわかりやすく考察してみた ②

みなさんは「宇宙は、一体どれくらい大きいんだろう?」そんなことを考えたことはありませんか?
こどもの頃から宇宙が大好きな私は、よくそんなことを考えます。

先日、娘と映画「はたらく細胞」を見に行きました。そして「そういえば『体の中の宇宙』という言葉もあるな・・・」と思い出しました。

『体の中の宇宙』は人間の体内の細胞や臓器が、惑星や宇宙と関連しているという考え方からできた言葉です。小さな小さな宇宙ですね。

そこで私は「宇宙で一番大きなもの」について考えてみました。

銀河


一番大きな星は太陽よりどのくらい大きい!?宇宙の広大さに圧倒される旅へ出発しよう!

最大の星、大きさは何と太陽半径の約2,150倍!


宇宙最大の星。その名はズバリ、『スティーブンソン2-18』
2025年1月現在、観測史上最大の恒星となっています。何と太陽半径の約2,150倍(約15億㎞)もあります。太陽の直径は地球の109倍ですので地球の234,350倍の大きさと言うことになります。

これは地球の直径が1㎝だとしたら、スティーブンソン2-18の直径は2.3㎞以上あることを意味しています。あまりの大きさに想像ができませんが、もしスティーブンソン2-18が太陽の位置にあった場合、土星軌道を飲み込むほどの大きさになります。 

 この星は光の速さでも1周するのに9時間もかかります。地球は光の速さで1周するのに0.13秒ほどです。何となくスケールの大きさがわかりますよね。(⌒∇⌒)

また体積は太陽の100億倍に相当するようで、地球の1.3京倍になります。(太陽は地球体積の130万倍) 

1京は 10の16乗で つまり地球の 13,000,000,000,000,000 倍 !!

想像できないくらいの大きさですね!

ティーブンソン2-18ってどんな星?

この星は、たて座の赤色超巨星の一つで、地球から約19,000光年離れた場所に位置しています。ということは銀河系(天の川銀河)の中にある星の一つということになります。

ですが、まだまだ観測されていない大きな星は銀河系の中にもあると思いますし、宇宙には銀河が2兆個はあると言われています。

本当に宇宙で一番大きな星はまだ観測されていない(観測できない)だけで、このスティーブンソン2-18より大きな星は数多くあり、とんでもない大きさの星もどこかには実在(過去かもしれませんが・・・)しているはずです。 

宇宙にはもっと大きな“天体”がある!それは・・・

 宇宙にはもっと大きな“天体”があり、その一つがブラックホールです。
このブラックホールは恒星の最後の姿とも言われていますので、ブラックホールを星と定義できるとすれば一番大きな星になります。

現在観測されている一番大きなブラックホールは『TON618』です。

このブラックホールは先ほどのスティーブンソン2-18と比べてもはるかに大きいです。地球から約104億光年も彼方にある銀河の中心にあり太陽質量の約660億倍あるとされ、地球質量の約2.2京倍になります。もはや意味不明なぐらいの大きさということになります。

また最新の情報では地球から約59億光年彼方にある“ほうおう座銀河団“の中心部に存在するとされている超大質量ブラックホール『PhoenixA』が太陽質量の1,000億倍もあると予想されています。 

TON618の直径は約4,000億㎞で太陽系(海王星の公転軌道)を横に11個並べてもすっぽり入ってしまうほどの大きさになります。
PhoenixAはTON618の約1.5倍の直径で約6,000億㎞あるようです。

しかし今回紹介したブラックホール質量は理論上の限界を超えているとも言われていまして、どうやってできたのか未だ謎に包まれています。 

大きさは 地球 < 太陽 < スティーブンソン2-18 < ブラックホール(TON618)
まだ発見されていない星もどこかにある!

まだまだ謎の多い宇宙の世界。
たまには宇宙への現実逃避のボヤージュ(旅)に出てみませんか!?

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横山2023年

この記事を書いたのは
アフラック募集代理店 有限会社ハピイ 代表取締役 横山督
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