2023年10月19日(水)にアフラック アソシエイツ会の首都圏ブロック秋季セミナーがあり、セミナー後に懇親会が開催されました。
開会挨拶と乾杯を任されました。この懇親会では、参加者同士の交流を深める場となっています。
セミナー講演:がんサバイバーの笠井氏が語る、希望と生きる力
セミナー講演は、実際にご自身も「がん」治療を受けた経験を持ち、がん治療の参考書「がんがつなぐ足し算の縁」の執筆者、フリーアナウンサーの笠井信輔氏を講師にお迎えしました。
笠井氏はフリー転身直後の2019年、血液のがん『悪性リンパ腫』のステージ4と診断されましたが、現在はがんが体から消える『完全寛解(かんかい)』の状態です。
著書:がんがつなぐ足し算の縁
本書では、笠井氏が2019年に悪性リンパ腫が発覚してから治療を終えるまでの記録を、実体験に基づいたアドバイスや最新医療情報とともに綴られています。
また、連載中に寄せられた読者投稿や、そこから生まれた読者との双方向のつながりの物語も収録されており、笠井氏が現在取り組んでいるがん啓発活動も紹介されています。
目次
1章 がん発症 まさか、俺が
2章 告知の迷い
3章 治療に向けて 知っておいてほしいこと
4章 抗がん剤は幸願剤
5章 治療とQOL
6章 小児がん・AYA世代のがんを知ってほしい
7章 反響編
8章 講演会
9章 啓発活動 新たなライフワーク
10章 本音トーク(対談編)
書籍『がんがつなぐ足し算の縁』は、私も読みましたが多くの方に読んで頂きたい本です。
約90分間の講演をしていただき、笠井氏の自身の体験を交えた講演は、参加者から多くの共感を得ました。がんサバイバーは、がん治療を乗り越えて、新たな人生を歩み始める人々です。
笠井氏の講演は、がんサバイバーの生き方や、がん治療を経験した人への理解を深めるきっかけとなりました。
今回の懇親会は、実に4年ぶりの開催で、100名弱の参加がありました。今後も、アソシエイツ会として、会員の皆様の交流と情報交換の場を提供してまいります。